プロローグ
四年前になるだろうか・・・
身内からの連絡で、父が急死したとの訃報・・
えっ?何故? 退院は一週間後と聞いていたのに?
父は大阪の大病院に、呼吸器で入院し寛解したため、持病である潰瘍性大腸炎のフォロー的な治療を受け、退院に向けていると身内から連絡があった矢先にである。
父の病歴
・80代
・脳梗塞
・イレウス頻発
・copd が主な病歴及び既往症であった。
状況がつかめず、葬儀•法事等を悲しむ間も無くこなしていき、疑問を抱きながらも落ち着きを取り戻した半年後、突然の病院側からの支払い督促状が届いた。
ん?バタバタの中で支払い忘れかと思い、請求金額を見たところ・・
65万2315円!!の請求の残債がある!
なんだこれは?保険治療でこんな金額になるのか?
内容を見てみると請求の大半は差額ベッド代(特別療養環境室)使用料と判明した。
これは・・・DRから部屋代は払わなくて良いと聞いていたと母の証言もあり、突然死にも不可解な点がいくつもあったのを機序に病院側との説明及び交渉に筆者が関わること担った。
裁判の話の前に、父が亡くなった経緯、なぜ争う気になったかの話を述べたい
どうしても許せ無いとんでもない医療の闇がそこにあったのだから・・・